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舟形町

教育長のあいさつ

更新日:2023年4月3日

教育長あいさつ

舟形町教育委員会
教育長 伊藤幸一

令和5年3月定例議会で教育長2期目の再任同意をいただきました。引き続き、町教育行政のために力を尽くしていく所存です。

令和2年の1期目の就任時は、コロナウィルス感染症の始まりの時期で、国の緊急事態宣言のもと、小中の一斉休校や運動会の延期など正体の見えないウィルスに恐怖し翻弄させられた年でもありました。今、ここきてコロナ禍も収束の兆しが見え、5月8日には、感染症法での分類が第2類から季節性インフルエンザと同じ第5類に格下げされることとなりました。マスク着用についても個人の判断に委ねられるなど生活規制も緩和されつつあります。

この3年間のコロナ禍で学校生活をしてきた子どもたちには、通常の学校行事が出来なかったことに大変申し訳ないと思っていました。去る3月の舟中の卒業式での答辞で「わたしたちは自分たちのことを可哀そうだとは思っていません。コロナ禍のかなでも みんなで工夫して楽しんできました。」3年間多くの我慢を強いられたにもかかわらず、そんなふうに振り返って語る卒業生に、ありがとうと心の底から感謝の思いでいっぱいでした。それと同時に、学びとは、そして教育とは、の奥深さを教えられた気がしました。

町の学校教育の目標は「共に生きる力を持った子どもの育成」であります。GIGAスクール構想等での個別最適だけではなく、確かな協働の学びがあったことを証明してくれたと思っています。コロナ禍もそうですが、1年以上も続くロシアのウクライナ侵攻は、エネルギー需給や物価高騰、食料危機など世界情勢を不安定にしています。数年前にはこんなことが起きるなどとは予測できたでしょうか。こうした予測困難な時代にあって、子どもたちに「共に生きる」力を育むことは、これからの未来を拓く大きな力であると確信します。

アフターコロナとなる令和5年度は、コロナ禍の3年間を生かした事業展開となるよう新たな思いで取り組んで参ります。どうか、関係機関の皆様方におかれましても、ともに連携しながら、次代を担う町の子どもたちの育成のため、なお一層のご理解とご協力をお願い申し上げます。

 

このページに関する問い合わせ先

教育委員会 学事係
電話番号:0233-32-2379

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