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縄文の女神ストーリー大賞 女神話

女神話

受賞作品

決定!縄文の女神ストーリー大賞 入賞作品

応募総数127点の中から、選考の結果、入賞作品を次のとおり決定しました。

各入賞作品がお読み頂けるようになりました!!(2015年8月1日 )

PDF文章にて配布致します。

お読みいただくにはAdobe Readerが必要になります。

  • 関連ファイルからダウンロードしてお読みいただけます。

最優秀賞(賞金30万円)1点

「神宿る地に生きる」 和田 れん さん(東京都北区)

優秀賞(賞金5万円)1点

「女神誕生」 岩澤 潤一郎 さん (宮城県東松島市)

佳作(賞金3万円)2点

「大いなる女神」 山勢 登 さん (秋田県湯沢市)

「女神の記憶」 岡村 義公 さん (神奈川県藤沢市)

たくさんのご応募ありがとうございました。

講評

選考委員長:あべ 美佳(あべみか)さん 作家・脚本家

最優秀賞について

この作品は、書き手の気迫やパッションみたいなものが一番伝わってくる作品でしたね。

原稿用紙に載っているのは“文字”ですが、そこから作者の思いや心がとても強く感じられたと思います。

優秀賞について

私は仕事上、映像化を想像して精読したのですが、この作品はきっと切なくて素敵なドラマになるなと感じました。

ただ、欲を言えば、制限枚数いっぱいに話を膨らませて欲しかったです。

コンクール全体について

自然描写などはとても上手なのですが、人間関係や心理描写、肝心のストーリーがちょっと淡白な作品が多かったように感じました。

あと、選考側がびっくりするような発想の作品がなかったのは残念でした。

このような文化的な事業で、ふるさとが日本中に広まるのは素晴らしいことだと思います。

結果、いろんな方がいろんな想像力をもってコンクールにチャレンジしてくださるってすごい事だと思います。

コンクールの開催にお礼を申し上げます。

選考委員:松本 昭弘(まつもとあひきろ)さん 山形新聞 最北総支社長

最優秀賞について

この「神宿る地に生きる」は、物語の各所にしっかり伏線が張ってあり、独特の世界観を持っていました。

登場人物の設定やストーリー展開など、非常によく練り上げられた作品だと感じました。

応募作全般的に、男女が中心の設定が多い中、他とは味付けの仕方が違っていて、一歩抜きん出た作品だったと思います。

コンクール全体について

全体を通して感じたことは、「縄文の女神」という限られた素材にもかかわらず、想像力豊かな力作が多かったように感じました。

選考委員:鈴木 のりたけ(すずきのりたけ)さん 絵本作家

最優秀賞について

選考では、なぜ縄文の女神があのような特別な形をしていたのかという所に視点を置き、土偶を見てお話が思い出されるくらいの、 物とストーリーの親和性を重視しました。

その点で、最優秀作品は、村を導く特別な能力の女性と、その女性を愛した、土器を作る特別な能力をもつ男性との関係の中から生まれたという構成が、とても自然に受け入れられました。

作中を流れる凛とした空気感も、女神像の立ち姿に似つかわしい気がしました。

コンクール全体について

全体を通して感じたことは、縄文時代についてよく調べられているのに感心しました。

圧倒されるほどのパワーと熱意を感じる作品ばかりでした。

次回この女神話コンクールを開催することがあれば、対象を子供たちの作品に絞った募集もおもしろいかもしれませんね。

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